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進行尿路上皮癌に対するMethotrexate/Epirubicin/Nedaplatin併用化学療法の検討
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JPY
Abstract
進行尿路上皮癌に対しては白金系抗癌剤を用いた化学療法が一般的であるが,その毒性が問題となることがある。われわれは進行尿路上皮癌に対する初回化学療法としてmethotrexate/epirubicin/nedaplatinの3剤を用いた治療法を行い,その効果と安全性を評価した。2003年2月から2006年2月までの間に組織学的に証明し得た切除不能または転移性の尿路上皮癌患者11例(平均年齢70歳)を対象とした。1サイクル21日周期で本治療を行った。平均投与回数は2.6サイクルで治療効果はCR 0例,PR 6例(奏効率は55%), SD 4例,PD 1例であった。奏効期間の中央値は10か月,生存期間の中央値は11か月であった。grade4の好中球減少を1例に,血小板減少を2例に,貧血を1例に認めたが,有熱性好中球減少症は認めなかった。従来の尿路上皮癌に対する化学療法の報告と比較してほぼ同等の奏効率であり,また有害事象が比較的少ないことから本治療法は有用な治療法であると考えられた。
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