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上行結腸癌切除後の転移リンパ節遺残に対しS-1/CPT-11併用療法を行いCR が得られた1例
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JPY
Abstract
症例は50歳,男性。右側腹部痛,易疲労感,貧血を主訴に入院。下部消化管内視鏡検査で進行上行結腸癌と診断し,腹部CT 検査で上腸間膜動脈周囲にリンパ節転移を認めた。CEA は著明に上昇していた。術前診断はSS, N4, P0, H0,M(−), StageIVで2005年3月2日右半結腸切除術を行った。上腸間膜動脈根部周囲のリンパ節は明らかに遺残しており,術後20日目よりS-1(120mg/body/day, day1〜14)/CPT-11(80mg/m2, day1and 8)を3週1コースとし開始した。3コース目にCEA は正常化し,13コース終了後に画像上CR となり著効を得た。経過中,有害事象はgrade1と軽度であり投与中断はなくPS は十分保たれていた。現在,術後16か月目で転移再発およびCEA の上昇なく経過している。今後S-1/CPT-11併用療法は,切除不能大腸癌に対して有効な治療法の一つとして期待される。
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/content/article/0385-0684/34050/779