No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
がん患者の神経因性疼痛緩和にガバペンチンが著効した1例
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
症例64歳,男性。直腸がんに対して,低位前方切除を施行してから5年後に局所再発による仙骨部の腫瘍浸潤により左大腿部後方に神経因性疼痛が出現した。この神経因性疼痛に対して,ステロイド剤,オピオイド,非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)や塩酸ケタミン,メキシレチンを併用したが十分な除痛までには至らなかった。神経因性疼痛の鎮痛補助薬として考えられているガバペンチンの経口投与を試みたところ速やかに著効し,それまで併用していた塩酸ケタミンやメキシレチンも中止することができた。この治療中特に大きな副作用は認めなかった。本症例の結果から,ガバペンチンはがん患者に認める神経因性疼痛の最も効果的な鎮痛補助薬の一つであると考えられた。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/34080/1331