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非小細胞肺癌術後の補助化学療法としてのWeekly Paclitaxel+Weekly Carboplatin併用療法の安全性に対する検討
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JPY
Abstract
非小細胞肺癌の補助化学療法については近年様々な比較試験が報告されており,ここ数年はポジティブな結果が多い。これを受けて日本の各施設でも,術後の補助化学療法には積極的な施設が増えてきた。当院では非小細胞肺癌術後の補助化学療法としてweekly paclitaxel(PTX)+weekly carboplatin(CBDCA)併用療法を行っており,今回施行した13例について,その安全性をretrospectiveに検討した。PTX は70〜80mg/m2を1時間かけて点滴静注し,その後にCBDCA をAUC=2とし1時間かけて点滴静注した。これを1, 8, 15日目に行い22日目を休薬として2〜4コース実施した。初回のみ入院にて行い,以後外来にて投与した。薬剤投与後2日目に間質性肺炎を併発した1例を除き,その他の症例では予定回数を完遂できた。非血液毒性では,末梢神経障害3例,悪心2例,全身倦怠感6例,口内炎2例,脱毛を11例に認めた。血液学的毒性については,白血球減少を10例に認めたが,そのうち発熱性およびgrade 3以上は1例も認めなかった。また,ヘモグロビン低下10例,血小板減少を2例に認めたが,いずれも軽度でgrade3以上のものは認めず,外来にて十分コントロール可能であった。非小細胞肺癌術後の補助化学療法としてweekly PTX+ weekly CBDCA は外来にて安全に投与でき,忍容性に優れていると思われた。
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/content/article/0385-0684/34090/1397