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進行肝細胞癌に対する小粒子リピオドールエマルジョンを用いたリザーバー動注化学療法の有用性
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JPY
Abstract
肝動脈にリザーバーを設置した上で小粒子化リピオドールエマルジョンによる動注化学療法を施行,その治療効果を検討した。対象は進行・再発肝細胞癌症例21例,界面活性剤としてレシチンを加えたリピオドールエマルジョン2mL とdoxorubicin hydrochloride 10mg を用い,外来にて2週間に一度動注を施行した。奏効率は治療開始後6か月で38.1%であった。平均生存期間は18.1か月であった。対象全症例において重篤な有害事象は認めず,施行期間におけるカテーテル閉塞は2例にみられた。通院回数が少なく,QOL を保ちながら比較的高い治療効果が得られるので,本療法は他の治療適応とならない高度進行・多発の肝細胞癌に対して有効な治療法の一つになり得ると考えられた。
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