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当院における子宮頸癌に対するConcurrent Chemoradiation Therapyの現状
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JPY
Abstract
当院における進行子宮頸癌に対するconcurrent chemoradiation therapy(CCR)の現状について検討した。対象は根治的放射線療法を施行した14例で,進行期はIIa 1例,IIb 3例,IIIa 1例,IIIb 9例で,子宮頸部の腫瘍径は直径1.5〜8.0cm であった。放射線療法と同時にcisplatin(CDDP)70mg/m2を3週間ごと2〜3コース併用した。CCR が完遂できた12例の腫瘍縮小効果は,CR 7例,PR 2例,SD 3例で奏効率は75%であった。子宮頸部の組織診,細胞診で,CCR 終了直後にviable cellの消失した症例は10例,83.3%であった。副作用はgrade 3の白血球減少症,血色素低下,下痢であった。中止例は2例で,CDDP 投与直後の急性腎不全1例と,発熱および食欲不振の1例であった。生存率に関しては観察期間が十分でないこともあるがCCR の有意な有効性は示されていない。傍大動脈リンパ節腫大例におけるCCR の奏効率は低く生存率も不良であった。bulkyな子宮頸癌に対してCCR の一次効果はある程度得られたが,長期的予後に関しては今後の課題と思われる。
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/content/article/0385-0684/34090/1443