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がん性疼痛患者におけるオキシコドン徐放錠の薬物動態についての検討
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JPY
Abstract
現在,オキシコドン徐放錠に関しての情報が統一されておらず,特に吸収過程に関する薬物動態の報告は少なく,がん性疼痛患者における薬物動態は十分に検討されていないのが現状である。そこで今回,オキシコドン徐放錠(オキシコンチン)を使用したがん疼痛患者7名における体内薬物動態について,非線形最小二乗法プログラム(MULTI)を用い検討を行った。その結果,薬物動態パラメータは,CL/F:45.6±22.0L/hr(mean±SD), Vd/F:473.0±196.7L, t1/2:7.2±6.2時間,kel:0.103±0.034, kal:1.082±0.604, lag time:0.99±0.40時間と算出された。また血中濃度推移では,投与直前から投与後1時間にかけてほとんど血中濃度は上昇しておらず,投与後1時間以降に急激に血中濃度の上昇が観察された。今回の結果より,がん性疼痛患者におけるオキシコドン徐放錠の薬物体内動態が明らかとなり,特に吸収過程においてlag timeは約1時間と算出され,MS コンチン錠よりも若干短いもののほぼ同程度であることが確認された。
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