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JPY
Abstract
切除可能食道癌に対して治療効果を高める方法として,術後化学療法,術前化学療法,術前化学放射線療法などの試みがされてきた。術前化学療法については定まったものではなかった。しかし,日本で行われたJCOG9907の結果,5-FU/CDDP 療法2 コースを術前に行うほうが,術後に行うよりもより生存に寄与するとの報告があり,食道扁平上皮癌に対するエビデンスとして注目される。術前化学放射線療法については,試験ごとに結果が異なり一定の評価がなかったが,メタアナリシスやCALGB 9781の結果により,米国では術前化学放射線療法を行う,いわゆる trimodality therapy が標準的となっている。組織型や術式の異なる日本において同様の効果が望めるのかは,今後の検討が必要であり,DNA マイクロアレイやプロテオミクスなどによる治療効果予測などが試みられている。
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/content/article/0385-0684/34100/1543