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悪性リンパ腫に対するサルベージ化学療法—ACES レジメンの有用性の検討—
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JPY
Abstract
当院でサルベージ化学療法を施行した治療抵抗性・再発性の悪性リンパ腫患者を対象に,ESHAP レジメンとACESレジメンの有用性について後ろ向き比較した。対象症例の疾患内訳は,ホジキンリンパ腫 6例,濾胞性リンパ腫 7例,びまん性大細胞型リンパ腫 16例の計 29例であった。ESHAP療法を受けた症例は 19例で年齢の中央値が49(31.72)歳,初発時の臨床病期 stageI〜II/III/IVが5/8/6 であった。ACES療法を受けた症例は10 例で年齢の中央値が54(22〜65)歳,病期は 1/1/8であった。奏効割合はそれぞれ68%(13/19)と40%(4/10),全生存率は31.3%と34.3%であった。血液毒性は両治療群で同様で,腎毒性はそれぞれ52%(10/19)と0%(0/10)であった。ACESレジメンではESHAPに比較して寛解割合が低いものの腎機能を温存でき,比較的高齢者における自家移植に有利な可能性がある。
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/content/article/0385-0684/34100/1629