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自家幹細胞移植前処置レジメンMEL200とICE の毒性比較
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JPY
Abstract
化学療法に感受性のある多発性骨髄腫の治療には,melphalan大量療法(HDM)を用いた自家末梢血幹細胞移植(自家移植)が有効である。HDM の治療は粘膜障害が強いことが知られている。HDMによる前処置毒性を,ICEレジメンを対象にして比較検討した。2003年4月1日〜2004年12月31日までに当院で自家移植を受けた多発性骨髄腫18例,悪性リンパ腫9例を対象とし,それぞれmelphalan200mg/m2(MEL200), ICE療法を施行した。患者1人1病日当たりの消化器症状発現率はMEL200 療法では0.93,ICE 療法では0.95 と差がなかった。grade 3 以上の消化器症状は,それぞれ0.08 と0.12 でMEL200 のほうがやや少なかった(p=0.07)。血液毒性には差がなかった。HDM では栄養関連毒性の頻度はICE療法と比較して程度が軽く,栄養管理が行いやすい可能性が考えられた。
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/content/article/0385-0684/34100/1633