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Gemtuzumab Ozogamicin単独投与にて長期寛解の得られた高齢者治療抵抗性急性骨髄性白血病
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JPY
Abstract
近年,AML に対する新たな治療方法として,腫瘍細胞特異的に発現する抗原を標的とした薬剤の開発が急速に進んでおり,これらの抗体療法は白血病細胞に特異的に殺細胞作用を有し,有用な白血病治療薬になり得ると期待されている。それらのなかで,gemtuzumab ozogamicin(GO)は急性骨髄性白血病細胞の90%以上に発現するCD33 抗原を標的とし,強力な抗腫瘍性抗生物質であるcalicheamicin を結合することにより,優れた白血病細胞特異性と抗白血病効果を発揮する薬剤と考えられている。しかし再発難治例などの従来の抗癌剤に対して,多剤耐性を獲得した白血病細胞に対しては同様にGO に対しても耐性を示すという報告もある。今回われわれは,高齢者再発AML 症例に対してGO 単剤治療が奏効し,長期間寛解を維持している症例を経験したので報告する。
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/content/article/0385-0684/34110/1881