No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
進行・再発乳癌に対するTrastuzumab 単独開始例とTaxane 系抗癌剤併用開始例との比較
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
進行・再発乳癌に対するtrastuzumab とtaxane 系抗癌剤の併用療法について,単独投与から開始し途中から併用投与に変更した群と,併用投与で開始した群に分けて検討を行い,どちらが有用であるかを探索した。単独投与開始群は6 例,併用投与開始群は12 例であった。単独投与開始群の奏効率は33.3%であった。併用投与に切り替えた後の奏効率は83.3%と改善した。奏効期間の中央値は6.8 か月であった。併用投与開始群の奏効率は83.3%,奏効期間の中央値は7.5 か月であった。両群ともに化学療法開始前の血中IAP 値と開始後の血中IAP 値には差を認めなかった。trastuzumab とtaxane 系抗癌剤の併用療法は進行・再発乳癌に高い治療効果を示した。単独投与から併用投与に変更した後も高い奏効率を示したことから,単独投与から開始してもよいと考えられた。また治療経過中の血中IAP 値が両群ともに変化がなかったことから,免疫学的にも安全に施行できるものと思われた。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/34120/1911