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CXCR4 発現ヌードマウス可移植ヒト胃癌株の樹立とAMD 3100 による抗腫瘍効果の検討
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JPY
Abstract
目的: CXCR4 は癌の転移と播種において中心的な役割を担う。今回,CXCR4 発現胃癌株を樹立し,その治療モデルを作製,in vivo 系における有用性を検討した。方法: 胃癌患者の腫瘍より摘出した組織片をBALB/C(nu/nu)ヌードマウスに移植した。継代可能な腫瘍の増殖を認め,株化に成功した。さらに,ヌードマウス可移植ヒト胃癌株のCXCR4 受容体を確認した。腫瘍株を移植したヌードマウスにCXCR4 受容体の阻害物質であるAMD 3100 を投与し,抗腫瘍効果を検討した。成績と考察:AMD 3100 投与後に腫瘍を計測したところcontrol群に比較して27.6%の縮小率が得られ,有意差を認めた(p<0.02)。CXCR4 発現ヌードマウス可移植ヒト胃癌株の樹立はAMD 3100 を用いた治療モデルの可能性を検討する上で重要である。
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/content/article/0385-0684/34120/1917