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JPY
Abstract
副腎転移を伴う肝細胞癌は他部位転移を伴うことが高率であり,その予後は不良である。1999 年以降,肝細胞癌副腎転移に対して集学的治療を行った7 症例の予後と治療の有用性を検討した。外科的治療例が4 例,RT 例が3 例であった。すべて男性で平均年齢は72 歳,肝細胞癌の初回治療から副腎転移までの期間は平均46 か月(1〜95 か月)であった。肝内病変のコントロールが得られ,副腎以外の転移を認めない症例では,切除可能と判断した時点で手術を行った。副腎転移に対する治療後の平均生存期間は,外科的治療例で23 か月(7〜54 か月)と,比較的良好な予後が得られた。RT 例では,平均15 か月(5〜30 か月)の副腎転移の無増悪期間が得られた。肝原発巣のコントロールが良好な副腎転移症例では積極的に集学的治療を行うことが予後の向上につながる可能性がある。
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/content/article/0385-0684/34120/1973