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食道癌術後縦隔内再発後OK-432 局注にて2 年3 か月生存した1 例
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JPY
Abstract
症例は85 歳,男性。3 年前に食道癌 T3N2M0,Stage III にて非開胸食道抜去術・後縦隔胃管再建術施行,その後肺転移が出現し局所に63 Gy の放射線照射しCR を維持している。その後外来経過観察中であった。つかえ感が出現し,精査施行した。食道癌術後縦隔内リンパ節再発・胃管浸潤と診断した。保存的に経過観察していたが6 か月後,胃管完全狭窄・経口摂取不能にて緊急入院となった。内視鏡的OK-432 局注(10 KE)療法および拡張術を施行した。治療は1 か月ごとに数日間の入院加療で施行した。治療は計8 回施行され,経過中全粥程度の経口摂取は可能であり,自宅療養可能であった。最終的には放射線療法による晩期有害事象で死亡したが,縦隔内再発後の治療経過中に局所の増大は軽度で遠隔転移は認めず,再発後2年3 か月生存した。治療関連有害事象も微熱の出現のみで安全に施行可能であった。
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/content/article/0385-0684/34120/1988