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術中照射後,腹腔内出血にて死亡した切除不能膵頭部癌の1 例
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JPY
Abstract
症例は56 歳,男性。2006 年2 月に全身倦怠感を主訴に近医を受診。精査の結果,膵頭部癌(Stage IVa)と診断されるも放置。黄疸,皮膚そう痒感が出現し,7 月に東京女子医科大学附属病院を受診。閉塞性黄疸(T-Bil 25 mg/dL)が進み,9月にENBD を施行し,胆管ステントを留置。10 月に抗癌剤治療目的に当院転院。11 月にS-1,gemcitabine による治療を行うも12 月に十二指腸狭窄による嘔吐が出現。12 月18 日胃空腸吻合および術中照射(12 MeV,20 Gy)を施行した。術後は背部痛の軽減など臨床症状の改善がみられたが,2007 年1 月29 日,出血性ショックにて死亡された。剖検では膵尾部に壊死性膵炎があり,脾動脈からの腹腔内出血が直接の死因であった。膵癌は十二指腸,総胆管と後腹膜腔に浸潤し,大動脈周囲リンパ節転移を認めた。
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/content/article/0385-0684/34120/2005