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腹膜播種切除後に化学療法併用にて長期生存が得られている大腸癌2 例
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JPY
Abstract
大腸癌術後腹膜播種再発によりイレウス症状を呈した2 例に,手術切除および術後化学療法を併用して,比較的長期間QOL を保ったまま経過している2 症例を経験した。症例1 は62 歳,男性。下行結腸癌術後2 年で腹膜播種による小腸腫瘍が出現し,切除術施行。術後化学療法としてFOLFIRI を11 か月,その後FOLFOX を6か月施行。肝転移,局所再発を認めるが,QOL を保ったまま現在も化学療法中である。症例2 は72 歳,女性。S 状結腸癌術後3 年で腹膜播種再発によるイレウスとなり切除術施行。さらにその3 年6 か月後に再び腹膜播種が出現し,再切除術施行。以後6 か月FOLFOX による化学療法を施行しているが,再発転移を認めていない。播種性の再発でも消化管閉塞部位を限定できた場合は,手術治療が有効な選択肢の一つになり得ると考えられた。
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/content/article/0385-0684/34120/2044