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インフューザーポンプを使用した在宅肝動注化学療法—インシデント・サーベイランス—
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JPY
Abstract
目的: 在宅肝動注化学療法のインシデント発生状況を調査し,原因と考えられる点に改善を加え評価した。方法:サーベイランスから,5日間の持続肝動注化学療法用インフューザーポンプ装着患者における, 1.在宅インフューザーポンプ回路側孔のディスコネクションによる逆血, 2.ヒューバー針の自然抜去による出血,が改善可能なインシデントとしてあげられた。 1.に対しては,側孔の逸脱予防のために接続部にテガダームによる固定を追加した。また, 2.に対しては,シルキーポア(10×13 cm,吸収部4×6.5 cm)+フィクソムルストレッチによる2 方固定方法から全面固定型方法のドレッシング材IV3000(9×12 cm)+フィクソムルストレッチによる3 方固定に変更,さらに皮下脂肪の状態に合わせヒューバー針を22 G×3/4 in から20 G×1 inに変更した。結果・考察: 改善後に実施した治療72件に,インシデントの発生を認めていない。効果的であった点として,テガダームの接続部固定による回路のディスコネクション予防,および全面固定型のドレッシング材に変更したことによるヒューバー針固定の安定性の向上が考えられた。サーベイランス結果より今回の改善は有効と評価できる。今後,件数を重ねて評価し,さらなる改良を加えていきたい。
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