No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
がん疼痛治療における医療用麻薬に対する一般人意識調査
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
がん疼痛に対する薬物療法の主役は医療用麻薬である。近年,フェンタニル貼付剤,オキシコドン徐放錠が臨床使用できるようになり医療用麻薬の選択肢が増した。一方,医療機関側の緩和ケアに対する体制は十分であるとはいい難く,疼痛をはじめとする症状マネージメントは,がんの治療に携わる“治療医”が行わざるを得ないのが実状である。そこで,がん患者およびその家族を含む一般人500 名を対象に医療用麻薬に対する意識調査を実施した。その結果,がん疼痛に対してモルヒネが使用されていることを認知している割合は88%であったのに対し,モルヒネ以外の医療用麻薬が使用できることを認知している割合は20%であった。また,最も抵抗の少ない医療用麻薬の剤形は貼付剤であり,次いで経口剤であった。医療用麻薬の剤形を自分自身で選択したいとする割合は93%であった。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/34130/2267