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Vinorelbine投与後に原因不明のショック症状を繰り返した1 症例
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JPY
Abstract
症例は肺癌(左S1+2,腺癌,StageIV)の49 歳,男性。化学療法としてCDDP+weekly CPT-11を施行したが,PD のためVNR+GEM に変更した。VNR 投与直後にアナフィラキシーショックを発症した。VNR 投与中止後も原因不明の血圧低下と意識消失を繰り返したため精査となった。二度目のショック症状はピスタチオ摂取後であり,三度目以降は癌性疼痛増悪時であった。疼痛コントロールが良好となってからはショック症状を呈さなくなった。アナフィラキシーショックは二相性,遷延性の症状を呈することがある。本症例よりアナフィラキシーショック発症後患者は,誘因となる食物,薬物,疼痛によるストレスなどの刺激に対し注意が必要であると示唆された。
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/content/article/0385-0684/34130/2321