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非小細胞肺癌に対するCisplatinとVinorelbine併用による術後補助化学療法—連続5例における安全性の検討—
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JPY
Abstract
cisplatin(CDDP)とvinorelbine(VNR)の併用による非小細胞肺癌(NSCLC)の術後補助化学療法(POAC)は,標準治療として確立されつつあるが,日本人における毒性を危惧する報告も散見される。今回,本療法を連続5 例に行い安全性を検討した。対象は男性3 例,女性2 例で,平均年齢は61.6 歳,術後病期はIIB/IIIA/IIIB期が各々1/2/2 例であった。CDDP は第1 日に80 mg/m2,VNR は第1,8 日に25 mg/m2で使用し,21 日ごとに4 コースを目標に治療した。5例中4 例が4 コースを減量なく完遂し,平均治療間隔は23 日であった。主な毒性は,血液毒性で4 例にgrade(Gr)4 の好中球減少を認め,非血液毒性では1 例にGr 3 の肝障害を認めた。悪心・嘔吐は全例がGr 1,GFR 低下は3 例がGr 1 であった。本療法の毒性は既存の報告と同程度で,実地診療としての忍容性が示唆された。
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/content/article/0385-0684/35010/109