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胆道癌に対するGemcitabine+Irinotecan療法の経験
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JPY
Abstract
目的:胆道癌に対するgemcitabine(GEM)+irinotecan(CPT-11)療法の有効性を検討する。方法:対象は切除不能・再発胆道癌15 症例であった。男性7例,女性8 例であり,年齢は49〜78(中央値66)歳であった。原発部位は胆嚢7 例,肝外胆管5 例,肝内胆管3 例であり,転移・再発部位は肝単独4 例,リンパ節単独4 例,腹膜単独1 例,肝+リンパ節2 例,肝+腹膜2例,肝+肺1例,局所+リンパ節1 例であった。GEM(250 mg/m2)+CPT-11(25 mg/m2)の2 週間に1 回の投与を反復した。GEMを午前11 時から1 時間かけて点滴静注し,CPT-11 を午後5 時から2 時間かけて点滴静注した。PDの場合,投与量を段階的に増量し,2か月連続してPD となった場合には他のレジメンに変更した。治療期間は2〜16(中央値8)か月であった。抗腫瘍効果をRECIST基準により判定し,副作用をCTCAE により判定した。結果:副作用はgrade 3(白血球減少)を1 例に認めたが,grade 4 以上の副作用はなかった。PR は6 例,SD は7 例,PD は2 例であった(奏効率40%)。原発部位別では,胆嚢癌2 例,肝外胆管癌3 例,肝内胆管癌1 例でPR が得られた。最長生存期間は23 か月(生存中)であり,累積1 年生存率は28%,MSTは8 か月であった。結論: GEM+CPT-11療法は,副作用が軽度で高い奏効率が得られるという点において,胆道癌化学療法の選択肢の一つとなる可能性がある。
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/content/article/0385-0684/35010/61