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JPY
Abstract
本邦における抗がん剤感受性試験の正診率は74%である(第30 回制癌剤適応研究会)。われわれは胃がん術後に適応抗がん剤を投与すれば症例の生存期間の延長が図れるのではないかとの仮説を立て,補助化学療法選択における抗がん剤感受性試験の有用性を明らかにしてきた。一方,2007年になりACTS-GC研究によりStageII, III胃がんの補助化学療法にはS-1が有効であること,JCOG9912,SPIRITS研究の成績から進行・再発胃がんに対してはS-1+cisplatinが有効であることが報告された。しかし,これらの臨床試験における有効アームにおいても,メリットを受けない耐性群が存在することも予測され,適応群と耐性群の弁別には現在のところ抗がん剤感受性試験が最も有用と考えられる。標準的治療が開発されていくなかで,抗がん剤感受性試験はRCTにより評価される必要があり現在臨床試験が進行中である。
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/content/article/0385-0684/35020/174