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高度進行胃癌に対するSecond-LineとしてのS-1/CPT-11併用療法の経験
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JPY
Abstract
われわれは2002 年より,根治切除困難高度進行胃癌27 例に対し初回治療として化学放射線療法S-1/low-dose CDDP/radiation(TSLDR)を施行し,このうち12 例にsecond-line chemotherapyとしてS-1/CPT-11療法を施行した。本稿ではTSLDR 後second-line therapy としてのS-1/CPT-11 に焦点を当て,S-1 継続下でのCDDP からCPT-11 への変更の意義を考察する。second-line chemotherapy としてのS-1/ CPT-11 療法では,外来設定にて,S-1 80〜120 mg/day を1日2 回に分割経口投与し,CPT-11 60 mg/m2を2〜3 週に一度,点滴静注した。治療効果は奏効率30.0%であった。S-1/CPT-11療法開始後の1 年生存率は66.7%でMSTは1 年を超えている。副作用としてgrade3 の血液毒性を4 例(33.3%)に認めたが,いずれも休薬やG-CSF 投与により回復し治療継続可能であった。自覚症状を伴う毒性の頻度・程度は比較的低く,QOL の維持をめざすことを第一義的とする外来治療として有用性が示された。second-line 導入以降においても,適切なregimenを適切な時期に施行することにより,良好なQOLと生存期間の延長が達成されることが示唆された。
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