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頭頸部癌におけるS-1を用いたAdjuvant Chemotherapyの経験
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JPY
Abstract
頭頸部癌治療のさらなる治癒率向上のためには,化学療法の併用は必須と考える。化学療法の目的としては,根治治療後の補助としていかに生存率を上げるか,そして進行再発例に対していかに生存期間を延長させるかという二つが考えられるが,現在のところ明確な答えはない。当科では上記二つの目的に対して,S-1 による化学療法を行っている。また2005年までのS-1投与の特徴として,3週投与後2週休薬,2 週投与後2 週休薬という変法を用いており,これらの投与法の服薬完遂性や安全性,治療効果を検証することは至適投与方法を検証する意味においても意義深いと考えた。そこで,2005年までに頭頸部癌のadjuvant chemotherapy としてS-1 の投与を行った68 例を対象とした。その結果,どちらの投与法も服薬完遂率,安全性が高いと考えた。生存率の向上に寄与するかについては今後,精度の高いrandomized controlled trial が行われることが望まれる。
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