No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
実地臨床における胃癌化学療法の現状と展望—外科医の立場から—
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
胃癌の化学療法は1999年にS-1が登場して以来,奏効率も腫瘍コントロール率も高率になり,さらにkey drug を有効に活用して十分な治療計画を立てることが重要と考えられる。今回,2003〜2006 年まで当院において進行・再発胃癌に対し化学療法を施行した32 例を対象とし,その成績を示した。全症例のMSTは21 か月と長期生存が得られ,さらに複次治療になればなるほど予後の延長が認められた。また,S-1 を一次治療で使用した症例のうち,二次治療でCPT-11 とtaxane を比較したところ,その2 剤の間には有意な予後の差を認めなかった。進行・再発胃癌に対する化学療法には各症例の病状と各化学療法剤の特徴を考え,最も有効と考えられる化学療法剤を最初に使用し,その後,複次治療となれば予後はさらに改善すると思われる。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/35030/441