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非小細胞肺癌に対する外来術後補助化学療法—Carboplatin,Gemcitabine 併用療法の安全性の検討—
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JPY
Abstract
目的:肺癌術後補助化学療法は,治療効果が高く毒性の少ない外来で施行可能なレジメンを選択すべきであり,今回carboplatin(CBDCA),gemcitabine(GEM)併用療法を施行し,その安全性,認容性を検討した。対象および方法:完全切除術を施行した非小細胞肺癌症例で組織学的リンパ節転移陽性症例5 症例を対象とした。すべて男性で57.75 歳(平均65.8歳)であった。第1 日目にCBDCA AUC 4 とGEM 1,000 mg /m2を投与し,第8 日目にGEM 1,000 mg/m2を投与した。3 週間間隔で6 コース施行した。結果: grade 3 の好中球減少を3 例に,grade 2 の血小板減少を3 例に認めた。1症例において2,3 コースの8 日目にgrade 3 の好中球減少を認め,投与を1 週間延期した。自覚的副作用としての悪心・嘔吐,全身倦怠感,脱毛,末梢神経障害などは認めなかった。術後1 年8か月から2 年11か月を経過したが,いずれの症例も再発を認めていない。結論: 本法は,肺癌術後症例に応用可能で術後補助化学療法として期待される。
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