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カルボプラチン,エトポシド併用療法により薬疹が出現した小細胞肺がんの1 例
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JPY
Abstract
症例は69 歳,男性。小細胞肺がんに対してカルボプラチンおよびエトポシド投与と放射線同時併用療法を施行したところ,治療開始11 日目に中等度の薬疹が出現した。薬剤添加リンパ球刺激試験では,カルボプラチンは陰性,エトポシドは被検材料由来のリンパ球障害により判定不能であった。2 コース目はエトポシドをイリノテカンに変更して施行したところ,薬疹の出現はみられなかった。本症例の薬疹は,エトポシドもしくはその添加物によるアレルギー性の機序により発現した可能性が高いと考えられたが,エトポシドの薬疹を含む過敏症の発現頻度は投与量に依存して高いとする文献もあり,臨床においてさらなる症例の蓄積と検討が必要である。
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/content/article/0385-0684/35030/487