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盲腸癌肝転移,腹膜播種に対して経口UFT/LV(Uzel)療法が有用であった1 例
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JPY
Abstract
症例は70 歳,女性。肝S5 に肝転移を有する盲腸癌と診断された。一期的手術として右半結腸切除術を施行した。2か月後に肝転移に対する手術を施行したが,開腹所見で横隔膜と肝円索に腹膜播種を認めたため切除不能と判断し,経口UFT/LV 療法(UFT 300 mg/日,LV 75 mg/日: 4 週投与1 週休薬を1 コース)を開始した。4コース終了1 か月後のCT で肝転移はほぼ消失し,腫瘍マーカーのCEA も正常値となり2 か月後のCT でも再発を認めずCR と判定された。施行中にgrade 3 の手足症候群が発生し,休薬期間が長くなったが継続可能であった。経口UFT/LV 療法は経口投与のために簡便であり,優れた抗腫瘍効果を有する治療法である。
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/content/article/0385-0684/35040/653