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当科におけるCD-DST 法を用いた乳癌に対する抗癌剤感受性試験の検討
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JPY
Abstract
当科では2002 年より検体採取可能な乳癌に対し,CD-DST 法(Collagen Gel Droplet Embedded Culture-drug Sensitivity Test)を用いた抗癌剤感受性試験を行っている。今回われわれは,その検査成績および問題点について若干の文献的考察を含めて報告する。対象: 2002 年3 月より2005 年8 月までの検体採取可能であった乳癌患者23 例25 検体(乳腺・リンパ節)。方法: CD-DST法を用い5-FU,adriamycin(ADM),docetaxel(DOC),paclitaxel(PTX)について抗癌剤感受性試験を行った。結果:検体は乳腺21 検体,所属リンパ節4 検体。5-FU 23 検体中13 検体(56.5%)が評価可能で,うち4 検体が高感受性であった。ADM 23検体中13 検体(56.5%)が評価可能で,うち3 検体が高感受性であった。DOC 24 検体中13 検体(54.1%)が評価可能で,うち7 検体が高感受性であった。PTX 23 検体中12 検体(52.1%)が評価可能で,うち5 検体が高感受性であった。25 検体中9 検体(36.0%)が検査不能であり,その理由として腫瘍細胞数不足が6 検体,細胞viability 低下2 検体,細胞増殖度低下1 検体であった。結語: CD-DST 法は乳癌化学療法を選択する上で判断材料となり得る検査であるが,今後さらなる検査精度の向上が望まれる。
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