No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
癌性胸水に対する胸腔内抗癌剤投与の位置付けはいまだ定まっておらず,最適な治療プロトコールも決定していない。本邦では抗癌剤のなかではbleomycinおよびcisplatinの使用が多いが,投与量,投与方法は施設ごとに異なっているのが現状である。これまで様々な抗癌剤の胸腔内投与が検討されているが,対象疾患にばらつきがある,sample size が小さい,奏効率の定義が統一されていないなどの問題点があり,エビデンスの確立のためには比較試験での検討が望まれる。JCOG9515 では非小細胞肺癌悪性胸水例を対象にbleomycin,OK-432,cisplatin+etoposide の3 剤が比較され,大きな差ではないが胸水制御効果はOK-432 が良好であったと報告された。抗癌剤は他剤(特にOK-432)との併用で優れた効果が期待されており,今後さらなる検討が待たれる。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/35060/896