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S-1+CDDP+CPT-11投与により穿孔を来し胃全摘術および術後S-1投与により長期生存中の進行胃癌の1 例
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JPY
Abstract
症例は74 歳,男性。2004 年6 月に体重減少,食思不振が出現したため腹部エコーとCT を施行。傍大動脈リンパ節腫大と胃壁不整を認めたため上部消化管内視鏡検査を施行したが,胃内に腫瘤を認め病理組織検査にて低分化型腺癌の診断となった。リンパ節転移を伴う進行胃癌であったが,PS 良好にて外来でS-1+CDDP+CPT-11 による化学療法を行うこととした。1 コース終了後に激しい腹痛が生じ,上部内視鏡にて胃癌の著明な縮小,穿孔が認められたため胃全摘術を施行。病理組織検査上,摘出検体と郭清リンパ節から悪性細胞は認められなかった。術後のCT で肝門部リンパ節の腫大を認めたためリンパ節転移残存と考え,外来にてS-1の投与を継続した。現在術後40 か月で,CT 上リンパ節腫大は消失し全身状態も良好なまま経過している。
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/content/article/0385-0684/35070/1185