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UFT/Leucovorin内服療法が著効した大腸癌術後肺転移の1 例
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JPY
Abstract
症例 78 歳,男性。S状結腸癌に対しS 状結腸切除術を施行。se,p1(+),n1,Stage IVであった。UFT内服を行っていたが,術後1 年6 か月後にS-1 内服に変更した。その3 か月後の胸部CT で肺右S10a とS5bにそれぞれ2.0×1.5 cm,0.6×0.6 cm の肺転移を認めた。切除を希望しなかったため,UFT/Leucovorin(LV)内服療法(UFT 300 mg/LV 75 mg,4 週間投与1 週間休薬)に再変更した。2コース終了後の胸部CT では2 か所の肺転移は消失しており,CR と判定した。UFT/LV 内服療法は内服ということで利便性に優れている。副作用は少なく,治療効果は静注の5-FU/LV 療法と同等との報告もある。本症例でも副作用は認められなかった。UFT/LV 内服療法開始31 か月後他病死するまでCRを維持した。
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/content/article/0385-0684/35070/1205