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がんのin vivoイメージングに向けた蛍光プローブの開発
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JPY
Abstract
蛍光は,PETやMRI,CTと比較して感度や形態描出力では劣るものの,安全性,簡便性,経済性,迅速性に優れ,何より同時に複数のプローブからの情報を入手できるという多様性を特徴とする。そのため,機能情報イメージングのための次世代モダリティとして期待が高まっている。これまで,低い組織透過性や分散性,さらには自家蛍光の問題から,光は生体イメージングへの応用が遅れていた。しかし近年,高感度CCD カメラの開発や光の分散を補正するソフトウェアの開発などが進み,小動物においては生体イメージングの進歩は著しい。また,より組織透過性が高い近赤外蛍光色素を利用することで,蛍光を用いたプローブ開発も急速に進んでいる。今後光イメージングはその特性を生かして,単独で,また他のモダリティと融合した形で臨床応用が進んでいくと期待される。本稿では,最近の光イメージングプローブに関する知見と,われわれが行っている腫瘍の悪性度と関連の深い腫瘍内低酸素領域を可視化する近赤外蛍光プローブ開発研究を紹介する。
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/content/article/0385-0684/35080/1272