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再発頭頸部扁平上皮癌に対するDocetaxel・Irinotecan療法の試み
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JPY
Abstract
頭頸部扁平上皮癌に対する標準的化学療法は,5-fluorouracilとcisplatin製剤の併用(以下CF)であるが,CF が使用不能,無効の場合やCF 使用後の再発に対して使用する化学療法は確立されていない。今回われわれは,このような症例18例にdocetaxel(TXT)とirinotecan(CPT-11)を併用(TXT・CPT)した。投与法はTXT(50〜60 mg/m2,day 1),CPT-11(60〜90 mg/m2,day 1,8,15)を基本としたが,症例により変更した。白血球数減少は比較的強く,13 例(72.2%)でgrade 3 以上であり,1例は腫瘍崩壊による頸動脈出血で死亡されたが,それ以外の副作用は重篤ではなかった。腫瘍縮小効果の評価可能症例は17 例で,complete response(CR)は2 例(11.8%),partial response(PR)は6 例(35.3%)で奏効率は47.1%であった。TXTがすでに投与されていた例は4 例あったが,PR 1 例,progressive disease(PD)3 例であった。TXT・CPT は再発頭頸部扁平上皮癌に対するsecond-lineの化学療法として有用である可能性が示唆された。
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/content/article/0385-0684/35080/1311