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再発・進行乳癌におけるCapecitabineの有用性およびポジショニングの検討
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JPY
Abstract
再発・進行乳癌に対するcapecitabine の治療効果について検討した。対象は2003 年11 月〜2007 年7 月までに経験したanthracycline およびtaxane を含む治療歴を有する再発例18 症例である。再発部位の内訳は,肝転移7 例,骨転移6例,肺転移5 例であった。これら18 症例に対し投与を行った結果,治療効果はPR 4 例,long SD 6例,SD 3 例,PD 5 例で,奏効率は22%であり,clinical benefitは56%であった。再発部位別には肝転移症例3 例に著効を認めた(いずれもPR)。投与時期別の検討ではthird-,fourth-line での投与に比べ,second-line での奏効率が高かった。有害事象は手足症候群を4例(25%)に認めた。投与中止となった症例は悪心・嘔吐による1 例のみであった。治療抵抗性の再発乳癌に対する治療としてcapecitabineはup frontでの治療の一つを担うものとして期待される。
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/content/article/0385-0684/35080/1315