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JPY
Abstract
治癒切除胃癌(StageII/III)に対する術後補助化学療法の標準治療がACTS-GC試験において確立され,切除不能再発進行胃癌に対しても複数の第III相臨床試験の結果,標準治療が確立された。切除不能再発進行胃癌では,JCOG9912 試験で,CPT-11+CDDP 療法の5-FU に対する優越性は証明されなかったが,S-1 の5-FU に対する非劣性が証明された。そしてSPIRITS試験では,S-1単剤に対するS-1+CDDP 療法の優越性が証明された。続くGC0301/TOP-002試験では,S-1+CPT- 11(IRI-S)療法は生存期間中央値においてS-1 単剤を上回るものの優越性は証明されなかった。これより本邦では,治癒切除胃癌症例の術後補助化学療法にはS-1 単剤,治癒不能再発胃癌症例にはS-1+CDDP 療法が標準治療となった。胃癌治療ガイドライン(2004 年4 月改訂第2 版)の次回改訂時には標準治療の記載内容が変更されることになる。さらに将来に向けて,二次治療の確立,分子標的薬剤治療の確立の臨床開発が続けられている。
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/content/article/0385-0684/35090/1461