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S-1+CPT-11併用療法でCR の得られた胃癌および結腸癌の肝転移の3 症例
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JPY
Abstract
今回われわれは,胃癌および結腸癌の肝転移症例にS-1+CPT-11併用療法を施行し,complete response(CR)の得られた3 例を経験したので報告する。症例1: 胃前庭部から体上部の全周性3 型胃癌に対して,胃全摘術を施行(T3(SE),N2,H0,P0,por 2,stage IIIB)。術後4 か月で腹部CT 検査にて肝S8 に孤立性肝転移を認めたため,S-1+CPT-11併用療法を施行した。5コース終了後CR となった。症例2: 小腸浸潤と腹壁浸潤を伴う3型S状結腸癌に対して,S 状結腸切除術,小腸部分切除術と腹壁合併切除術を施行(Si,N1,H1,P0,M0,tub 1,stageIV)。術中肝左葉に転移巣を認めた。術後S-1+CPT-11併用療法を施行し,5 コース終了後CR となった。症例3: 上行結腸癌に対して,腹腔鏡下右半結腸切除術を施行(SE,N1,H0,P0,M0,tub 1,stage IIIa)。術後3 か月で腹部CT 検査にて肝S6 に孤立性転移を認めたため,S-1+CPT-11 併用療法を開始した。3コース終了後CR となった。3症例とも現在再発の兆候はなく生存中である。
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