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抗がん剤適正使用推進に向けた調製支援システムの構築と評価
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JPY
Abstract
名古屋市立大学病院では2007 年5 月の外来化学療法室の開設とともに,セット登録されたレジメンから注射オーダを行うシステムである「抗がん剤処方支援システム」が稼動した。同時に,薬剤部では抗がん剤調製をより安全に行うため,調製方法を指示するシステムである「抗がん剤調製支援システム」を構築した。私たちは,従来行っていた電卓計算と手書き作業による調製支援と新しいシステムを利用した場合とで,調製方法を確認するのに要する時間と正確性について調査・検討した。「抗がん剤調製支援システム」では,抗がん剤の投与量に合わせて溶解液の種類・量,抜取り量,調製・投与時の注意事項が自動印字される。そのため,注射調剤の経験が浅い者でも正確かつ迅速に調製方法を確認することができる。また,このシステムは調製業務の効率化を図るとともに,リスクマネジメントの一環としての有用性が高いと考えられる。
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