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慢性骨髄性白血病患者におけるImatinib使用経験
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JPY
Abstract
国内におけるimatinibの至適投与量は十分検証されておらず,本薬剤起因性の有害事象の頻度は比較的高いことが知られている。われわれは2007 年7 月において当院で慢性骨髄性白血病(CML)の診断でimatinib 治療を受けている患者を対象とし,横断的コホート調査を行った。症例は14 例,内訳は男性5 例,女性9 例,年齢の中央値は53(範囲16〜81)歳であった。初発時の病期は,慢性期が13 例,急速進行期が1 例であった。治療期間の中央値は18(範囲3〜24)か月で,failure 2 例(14%),intolerance 6 例(42%),この6 例の2 年後の最終効果評価はCCR 2 例,PCyR 2 例であった。このようにimatinib 400 mg を継続できる症例は限られる一方で,至適投与量が継続でなくても治療成績は比較的良好であることから,高齢者も含めた日本人の耐容量の設定を再検討する余地があると考えられた。
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/content/article/0385-0684/35110/1863