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末梢静脈からのFOLFOX/FOLFIRI 療法における末梢静脈の認容性
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JPY
Abstract
FOLFOX/FOLFIRI 療法では高濃度5-FU による末梢静脈の障害が危惧され,中心静脈からの投与が一般的である。しかし,末梢静脈使用時の静脈炎発生頻度や程度は過去に報告されていない。FOLFOX/FOLFIRI 療法施行進行・再発大腸癌43 例をretrospectiveに解析した。可能な限り経末梢静脈的投与を企図した29 例のうち,20 例(70%)で完遂し得た(化学療法回数13.1±8.1(mean±SD)回,5-FU 投与量は3,510±743 mg/body/1 コース)。9 例は5.9±2.0 回施行後に中心静脈へ変更された。血管炎は延べ301 コース中58 回に認めたが,治療処置を必要とした症例は1 例もなかった。留置針の刺し替えは延べ301コース中77 回を必要とした。末梢静脈的投与時の有害事象発生状況の正確な提示が,正しいインフォームド・コンセントに立脚した投与方法選択の一助になると考えられる。
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/content/article/0385-0684/35110/1889