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UFT/LV 療法でCR が得られた再発大腸癌の3 例
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JPY
Abstract
UFT/LV 錠によりCR が得られた再発大腸癌の3 例を経験したので報告する。症例1: 44 歳,男性。盲腸癌術後の症例で多発肝転移を指摘された。UFT(500 mg/日)/LV(75 mg/日)を開始した。化学療法後1 か月目のCT で肝転移巣は完全に消失した。grade 2の高ビリルビン血症とgrade 1 の下痢,色素沈着,皮疹が認められた。35か月間,再発の徴候はみられていない。症例2: 66 歳,男性。同時性肝転移を伴う下行結腸癌,横行結腸癌に対して左結腸切除,肝部分切除を施行した症例で多発肺転移が指摘された。UFT/LV 錠の投与を開始し,治療7 か月目のCT で病変は瘢痕のみとなった。有害事象は特に認めず,その後20 か月間,再発はみられていない。症例3: 66 歳,女性。直腸癌術後にリンパ節転移が認められた。UFT/LV 治療を7 コース行ったところで腫瘍の消失が確認された。grade 2の高ビリルビン血症が認められた。現在は治療を中止しているが22 か月間,再発の所見はみられていない。
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/content/article/0385-0684/35110/1951