No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
肝細胞癌に対するIA Call/Lipiodol による肝動脈化学塞栓療法と部分的脾塞栓術併用の意義
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
はじめに: 部分的脾塞栓術(PSE)の血球増加作用や肝機能の改善作用が報告されている。肝細胞癌に対してPSE と肝動脈化学塞栓療法(TACE)を同時に施行する意義を検討した。対象と方法: 2004 年1 月〜2007 年12 月にTACE とPSE を同時に施行した肝細胞癌8 例(併用群)と同時期の年齢,血小板数,IA call の使用量,肝障害度をマッチングさせたTACE単独施行15 例を用いた。ヘモグラム,肝機能における術前値,術後最不良値,術前値に復帰するまでの日数を検討した。結果: 1. TACE 単独群で血小板数はより低下し(術後最不良値4.1±1.3×10 4 vs 4.5±1.3×10 4),最終的な血小板数はPSE 併用群で有意に高値となった(4.5±0.8×10 4 vs 11.7±4.5×10 4)。2. 肝障害や合併症においては有意な差を認めなかった。まとめ: IA call/Lipiodol を用いたTACE にPSE を同時に併用することにより,血小板減少の頻度が軽度で,最終的に血小板数を高値に安定化させることができる。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/35120/2027