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胃切除術と術後化学療法にて長期生存中のCY1,Stage IV 胃癌の2 例
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JPY
Abstract
Stage IV 胃癌の予後は極めて不良であるが,CY1,Stage IV 胃癌に対し手術と術後化学療法にて長期生存中の2 例を経験したので報告する。症例1: 30 歳台,男性。心窩部痛にて当院を受診し,GIS にて胃角から前庭部小弯の3 型病変を認め,tub 1 と診断された。2002 年3 月に胃亜全摘術(D2),Roux-en Y 再建術を施行(fT3N2M0H0P0CY1,Stage IV)。術後にS-1 を120 mg/日で2 投1 休とし,38 か月間服用。術後6 年2 か月で無再発生存中である。症例2: 20 歳台,男性。黒色便を主訴にGIS を施行し胃体中部小弯に3 型病変を認め,por と診断された。2004 年6 月に胃亜全摘術(D2),Roux-en Y 再建術を施行(fT3N2M0H0P0CY1,Stage IV)。術後にS-1 を120 mg/日で4 投2 休とし,13 か月間服用。術後3 年11 か月で無再発生存中である。Stage IV 胃癌であってもCY のみが非治癒因子の場合,標準手術と術後の化学療法を組み合わせることで根治できる可能性が示唆された。
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/content/article/0385-0684/35120/2063