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乳癌術後に発生した悪性線維性組織球腫(MFH)の切除例
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JPY
Abstract
症例: 40 歳,女性。主訴: 左乳房腫瘤触知。現病歴: 2000 年に左乳癌で乳房扇状切除術およびリンパ節郭清術を施行。病理組織診断ではscirrhous type,T2N0M0,stage IIA,ER(−),PgR(−)であった。以後,外来にて放射線治療を施行。2006 年になり,左乳房創部直下に硬結を認めた。そのまま放置していたが,増大傾向を認め穿刺吸引細胞診を施行したところclass V であり,針生検ではsarcoma の診断であったため手術目的に入院。経過: 2007 年3 月に胸筋合併乳房切除術および広背筋皮弁による胸壁再建術を施行した。病理組織診断では,malignant fibrous histiocytoma(MFH)であった。現在,外来加療中であるが,再発・転移は認めていない。結語: 乳癌における乳房温存手術後,残存乳房に放射線治療を施行しているが,今回の症例のようにMFH を発生することもあるので若干の文献的考察を加えて報告した。
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/content/article/0385-0684/35120/2225