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切除不能・再発大腸癌に対する5-Fluorouracil,Irinotecan,Oxaliplatin 3 剤投与の妥当性
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JPY
Abstract
目的: 5-fluorouracil(5-FU),irinotecan(CPT-11),oxaliplatin(L-OHP)の3 剤をすべて使用することが,切除不能・再発大腸癌の生存期間の延長に寄与するかという点について,retrospective に検討した。対象・方法: 2000 年4 月から2008 年3 月の間に5-FU の他にCPT-11 および,あるいはL-OHP による化学療法を施行した切除不能・再発大腸癌145 例を対象とし,一次治療開始からの生存期間を検討した。結果: 3 剤を使用した72 例と,5-FU+CPT-11 あるいは5-FU+L-OHP の2 剤を使用した73 例の生存期間中央値は各々31.6 か月,18.4 か月で,3 剤使用症例のほうが有意に長かった(p<0.01)。3 剤使用症例において,CPT-11 使用後にL-OHP を使用した18 例と,L-OHP 使用後にCPT-11 を使用した54 例の生存期間中央値の間には有意差を認めなかった(p=0.67)。結語: 5-FU,CPT-11,L-OHP の3 剤使用は,CPT-11 とL-OHP の投与順にかかわらず,5-FU+CPT-11,5-FU+L-OHP の2 剤使用よりsurvival benefit が得られることが示唆された。
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/content/article/0385-0684/35120/2289