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JPY
Abstract
悪性腫瘍をもつ患者の重症度は,緊急の診断と治療を必要とするような合併症がどの程度あるかによる。癌患者の合併症は特に複雑である。緊急事態の重症度も個人によって変化するので,適切な治療も患者の臨床状態に基づき決定されるべきである。たとえば,末期癌患者での過剰な救急治療は必ずしも適切ではないかもしれない。呼吸気道系の悪性腫瘍による緊急事態は非常にまれである。しかし,ひとたびそのような状態に陥れば患者には専門的治療が必要となる。したがって,われわれは日常診療の時点から,それを想定してトレーニングを行うべきである。本稿では,呼吸気道系の代表的な救急疾患,たとえば気道閉塞,大量喀血,気胸,血気胸などについて,その診断と治療を概説した。
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/content/article/0385-0684/35130/2311