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当科におけるGefitinib使用症例に関する検討—特に喫煙歴と効果に関して—
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JPY
Abstract
gefitinib(IressaR)は東洋人,女性,腺癌,非喫煙者の特徴をもつ進行非小細胞肺癌患者に奏効を示すことが多い。喫煙者でも奏効を示すが,喫煙歴と治療効果に関する報告は少ない。そこでわれわれは,喫煙因子を含めた患者背景と治療効果の関連性を中心に検討した。2002 年7 月〜2006 年9 月までに非小細胞肺癌と診断されgefitinib を投与した80 例を対象に後ろ向きに検討した。奏効率は喫煙者対非喫煙者で16.2%対39.6%(p=0.031)で,また非喫煙者で生存が有意に良好であった。喫煙者を喫煙指数,禁煙年数ごとに検討すると,喫煙指数の少ない症例,禁煙年数の長い症例に奏効例が多い傾向があった。以上より,gefitinibの投与やEGFR遺伝子変異検査施行の判断には,喫煙歴の有無にとどまらず,喫煙指数や禁煙年数が参考となると考えられた。
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