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JPY
Abstract
当院はOGSG などの臨床研究グループに参加し,積極的に臨床研究に取り組んでいる。しかし,当院は一般市中病院であり臨床研究には参加したことがなかった。そのようななかで,スタッフと協力して臨床研究を浸透させていった経過を報告する。当初は医師のみで臨床研究を開始したが,いろいろな問題点が生じ,多職種の協力なしには臨床研究を進めていくことが困難であることが判明した。その後,臨床研究を進めていくためにスタッフと勉強会を開き理解を深め合った。それにより化学療法室の看護師を中心に臨床研究に対する工夫が積極的に提案されるようになった。また,放射線科でも様々な協力を得ることができるようになった。OGSG0603(FOLFOX 療法に伴う末梢神経症状に対するcarbamazepinの有効性および安全性を検討する第II相臨床試験)というアンケート込みの研究が開始されたころには,医師よりも看護師・薬剤師が中心となり積極的に研究を進めることができ,最多登録施設になることも可能であった。市中病院でも多職種が協力することにより,臨床研究を推進することが可能であった。また,臨床研究を行うことで各部門のシステム向上も行うことができた。
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/content/article/0385-0684/36030/519