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悪性リンパ腫におけるRituximab耐性とその克服
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JPY
Abstract
rituximab(Rituxan)の導入によってCD20陽性B 細胞性リンパ腫の抗がん剤治療は飛躍的に成績の向上が認められた。奏効率,生存期間ともに改善した。しかしわずかではあるが,びまん性大細胞型B 細胞性リンパ腫(以下DLBCL)でも予後不良群が存在し,gene microarrayを用いた研究でもある群の予後不良が指摘されているし,臨床の経験から7 cm以上のbulky disease,advanced stage,CD5 陽性群などがprimary refractoryになったり,または治療終了後すぐに再発することが多い。ここではrituximab を含んだ抗がん剤治療後に抵抗性となった症例のなかで,抵抗性の機序の一部が明らかになったので報告する。CD20 遺伝子に変異の生じていることから蛋白は存在しているものの,分子量が小さくなっていること,表面への発現が障害されていて陰性になっていることがわかった。判明した例ではrituximab を含まない抗がん剤治療を選択すべきであろう。
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